筋トレを2週間もサボると、筋肉は減っていきます。

だから長期間、筋トレをサボると、また最初からやり直しかと思ってしまい、モチベーションがあがらないかもしれませんが、実は筋肉は昔鍛えて作った状態を記憶しているんです!

トレーニングを中断しても過去に頑張った分がゼロになるわけではありません。

筋トレを再開すれば、筋肉細胞のマッスルメモリーによって短期間で筋肉を回復できることがわかっています。

東京大学大学院教授の石井直方氏は1981年ボディビルミスター日本優勝、世界選手権3位などの実績をお持ちです。

研究が忙しくてトレーニングができない日々が続きましたが、15年のブランクを超えて
わずか半年のトレーニングで全国レベルのボディビル大会に参加できるほどに筋肉を回復させました。

人間の筋肉細胞にはマッスルメモリーという機能があり、比較的短期間で筋肉のサイズを
回復させることができるのです。

マッスルメモリーのメカニズム

筋肉は数百から数十万の筋線維で構成されていますが、この筋線維は長さが数センチもある大型の細胞で、細胞の中に複数の核を持つ多核体と言われる細胞です。

筋肉が鍛えられて太くなる時は、まず1本1本の筋繊維が大きくなります。

しかしここで細胞の中にある核が持てる体積には限界があり、ひとつの筋線維細胞が最大になると、今度は筋線維細胞の核自体が増えていきます。

この筋線維の中で増えた核は筋トレをやめて筋肉が細くなってしまった後も、核自体は減ることはなく筋線維の中に残っています。

この細胞核が昔の状態を記憶していて、長期間のブランクがあったとしても筋線維細胞の核に刺激を与えることで、短期間で元の状態に戻っていくという仕組みです。

このマッスルメモリーという仕組みは筋トレを中断してしまった人にとってはありがたい仕組みですね。

では、このマッスルメモリーが継続するのはどれくらいの期間でしょうか?

これについては、動物実験のみで人間でのデータはないのですが、約10年は続くのではないかと見られています。

ただ、10年先までマッスルメモリーを発揮させるには、少なくもと10%~15%ほど筋肥大させるようなトレーニングをしておくことが必要になるようです。

1ヶ月や2ヶ月では10%~15%も筋肉を増やすのは難しいので、せめて半年から1年程度は筋トレを継続しておかないとマッスルメモリーは定着しないかもしれません。
 

筋トレ効率を高めるビルドマッスルHMBについて